国際標準化って何?

企業の海外進出が続くと同時に、海外への上場も活発になっています。
自国内だけで上場していても資本が思ったように調達できないという理由もありますが、それ以上に海外の取引市場に自社の株式を上場させることで広告宣伝の意味合いもあります。
しかし、上場する以上はその国に合わせた財務諸表の提出が必要です。
とはいえ、国によって会計制度が違いますから、いちいち作成し直すことはコストがかかります。

 

 

このような問題点を解決する手段として、最近会計の国際標準化が行われつつあります。
世界中の会計基準をできる限り同一にすることで、自社で作成した財務諸表を翻訳するだけでそのまま海外に出せるようにするのです。
これが現実のものとなれば、海外上場をコスト面で躊躇していた企業も積極的にできるようになり、資本調達も機動的にできることとなります。

 

 

しかし、現在各国で運用されている会計基準の見直しが必要となることから、各国間の利害が対立する場面もあります。
世界的な会計基準は、米国と英国がそれぞれ基準となっているルールを持っています。
両者は細かいところで相違点があり、諸外国の会計基準はどちらかに従ったものとなっています。
どちらの基準を中心にするかによって、自国の会計基準の変更が必要になるか否かが決まるのです。

Filed under: 未分類 — tousi 5:49 PM